2020年9月28日現在、中国でコロナはほとんど封じ込みに成功しており、
経済はV字回復傾向、一部マスク未着用で自由に行き来する人々も。
現在の中国国内のムードを、現地駐在員の目線から簡易レポート。
#2020.9.28発表
中国ではすでに新型コロナウイルスの感染拡大は落ち着いてきており、
移動・消費はコロナ前の9割以上回復しています。
経済もV字回復を遂げつつあり、国内では旅行者でにぎわっており、
どこもかしこも人で大混雑。
マスク未着用者も一定数見受けられ、音楽ライブやショッピングモールもコロナ前のように開かれています。
中国国内でのニュースでも、コロナの感染が拡大しているというニュースは報道されておらず、
自由に行動できるムードが広がっています。
中国国外の目線からすると、中国メディアは情報が規制・統御されており、
事実をすべて伝えられていないとみなされています。
しかし、中国人は共産党の影響を強く受けたメディアによる情報であっても、純粋に信じる傾向があります。
もし仮にメディアによる情報にウソ・偏りが濃いと、WeChatなどのSNSを通じて情報が拡散されます。
新型コロナウイルスに関しては、国内の一部地域で感染が拡大しているといった
口コミ情報拡散も確認されていないということもあって、
中国全土で自由に行き来できるムードが醸成されているというわけです。
10月1日からは中国の大型連休・国慶節が控えており、6億人が国内移動すると言われていますが、
今後の経済の動きと新型コロナの感染拡大を注目していきたいところです。
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