中国語の方言比較例のご紹介

北京語(普通話)と広東語の
比較例

こんにちは

北京語:你好 ニイハオ 
広東語:你好 ネイホウ 

さようなら

北京語:再见 ザイジィエン
広東語:再見 ゾイギン

ありがとう

北京語:谢谢 シェシェ
広東語:多謝 ドーツェ 

お茶を飲む

北京語:喝茶 ホーチャー
広東語:飲茶 ヤムツァー 

私は日本人です

北京語:我是日本人 ウォーシーリーべンレン
 広東語:我係日本人 ンゴーハイヤップンヤン 

広大な国土を持つ中国には無数の方言があり、各方言の違いは日本の方言のレベルをはるかに超えています。耳で聞く分には外国語といって差し支えないほどの違いが出ることもあるのです。

広東語は中国に多数存在する方言のひとつにすぎないと考える方も多いですが、実はただの方言として片づけることができないほどの違いがあります。発音が異なるほか、上記の表にあるように(例:谢・謝や见・見)、漢字の表記が異なります。

何より、文法も多少異なります。(例:「先に行くね」北京語“我先走了”/広東語“我走了先”)
広東省のほぼ全域、香港・マカオ全域のほか、東南アジアや北米などの華人コミュニティの一部でも使われており、
方言としては比較的メジャーな存在です。日本で例えたら大阪弁のような位置づけになるでしょうか。 

中国語には7つの言語がある?

ヨーロッパと同じ広さの中国では、方言が7つに独立するほど発展しています。この記事では、北京語と広東語と台湾語の違いについて解説します。