和牛とは、日本国内で産まれ、日本国内で飼育された牛のことです。
日本で和牛の98%は、黒毛和種です。黒毛和牛の代表となる銘柄牛は、「神戸牛」や「鹿児島黒牛」などです。
脂肪分が多い霜降り肉が特徴です。他には褐毛和種、日本短角種、無角和種という和牛の種類があります。
勝星が扱う和牛もこの種類になります。
日本で最も有名な和牛です。北海道から沖縄まで、日本全国で黒毛和牛が生産されています。
やや小型の黒い牛です。肉質は世界最高と言われており、芸術的な品質です。
筋線維が細かく、赤身まで白い脂肪が網のように入っています。
熊本県と高知県の「赤牛」を改良した和牛の品種です。
大型の牛で、褐色の体をしています。発育に優れ、赤身が多い肉質です。
有名な銘柄牛は「熊本あか牛」、「土佐和牛」などです。
日本の東北地方の和牛と、イギリスのショートホーン種を交配してできた肉牛です。
体格が良く、肉質は柔らかく赤身が多いことが特徴です。日本の和牛の1%前後が日本短角種です。
山口県の肉牛と、イギリスのアバディーン・アンガス種を交配した和牛です。
牛の体毛の色は黒で、体系は小さく、脂肪分が少ない肉質です。日本ではめったに生産されていない品種です。
日本国内で生産された牛のことです。
日本での飼育期間が最も長い場合、「日本国産牛」と表示されます。
和牛や乳用牛、外来種の牛を掛け合わせた交雑牛も「国産牛」の一つです。
日本国産牛の半分以上がホルスタイン種と黒毛和種との交雑種になっています。
日本から台湾に輸出している牛肉は、90%以上が「和牛」です。
和牛の中でも特にサーロインやヒレといった部位が多く輸出されています。
従って、台湾で食べることができる日本の牛肉のほとんどは「和牛」です。