記事の概要:台湾の若者たちの間で人気の高いSNSをご紹介します。日本の同じ世代著の違いを通して、どのようにプロモーションに生かすことが出来るのか解説いたします。
販路拡大の第一歩として候補に挙がることの多い台湾。日本から距離が近く、親日国ということもありハードルが低く感じられるのも事実でしょう。
そんな台湾でプロモーションの際、流行に敏感な若者たちを取り込むためにはSNSを活用することが一番の近道といわれています。
日本と台湾同じSNS媒体でのプロモーションで効果が出るのでしょうか?
台湾ではTwitterが人気ないというのは本当でしょうか?
本記事では、台湾の若者が使うSNSについてご紹介いたします。日本の若い世代との比較を通して台湾の若者たちの考え方に注目してみましょう。
日本のz世代で利用率の高いSNS
Line 89,4%
Twitter 79%
Instagram 63%
(引用:SORENA )
台湾
Facebook 89%
Line 88%
Instagram 59%
(引用:Digital2021)
同じアジア圏の国であり、文化的にも近い部分のある台湾ですが、日本と比べると全く違う結果になりました。
匿名を好む日本人と実名を出すことに抵抗の少ない台湾人ということです。また、大きな違いの一つとして、台湾ではTwitterがほとんど使われていないという点です。
SNSに対する考え方の違い、それがランキングに現れています。日本で人気のSNSは、本名でなくとも使用できるものがトップ3を占めているのに対して、台湾では実名登録が必要なFacebookが一位という結果になりました。
ここからは、筆者の推測になりますが、発信した情報に対する責任感が関係しているのかもしれません。
台湾では調べ物をする際、Google検索よりも、SNSを通じて欲しい情報の専門家に聞く傾向があるようです。そのため、匿名発信の適当な情報に振り回されることは避けたいはずです。発信者側も本名で発信するため適当なことを言うと仲間内での評判も下がることでしょう。ですから、本名でコミュニケーションが取れるFacebookが一位という結果なのかもしれません。
実際の肌感としては、台湾のZ世代の間では、セキュリティー意識が高くなりつつあり、匿名でやり取りできるSNSを活用する傾向もあるようです。
若者たちの間では、初対面の相手とはInstagramのIDを交換し、ある程度関係が構築されるとLINEで連絡を取り合うパターンがあるようです。Instagramの投稿を通してお互いのことを知り合い気が合いそうならば、連絡の取りやすいLINEを用いるということです。
つまりInstagramを名刺代わりに使っているのです。
上記のことを踏まえて、台湾でz世代をターゲットにプロモーションを行う時は、SNSを活用することが成功への鍵といえるでしょう。
特にInstagramを自己紹介のツールとして活用していることから、頻繁に更新したりチェックしたりすることでしょう。実際、筆者の台湾の複数の友人もよく更新や「いいね」を付けたり、コメントを残していることからよく使っていることがわかります。このことからInstagramの広告をよく目にしていると考えられます。
Facebookに関しては、なんといってもネット人口の約90%が使用しているのは大きな魅力の一つといえます。若い世代からシニア世代まで幅広く活用しています。
これらの特性を利用してプロモーションを行うなら、狙った世代に的確にアプローチすることが可能です。
日本と台湾では、文化的には共通点も多々ありますが、SNSの使い方に関しては、考え方が大きく違います。SNSごとに上手に使い分けて自己紹介ツールとして使ったり、連絡ツールとして活用しています。彼らの使い方をよく知ることで的確なプロモーションを行うことが出来ます。
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