日本から電話番号で登録できる?中国百度 Baidu サイト登録の方法を解説


Webサイトを百度へ登録(インデックス)する方法について詳解。
インデックス登録だけではダメな2つのポイントも考えます。
#2020年8月下旬公開  #2021年1月13日更新

中国検索エンジン 百度(Baidu)とは

なぜ百度等にインデックス登録する必要があるか

よくある悩み

百度(Baidu)へのサイトの登録方法

 ・ICPは必要なのか
 ・百度(Baidu)へのサイトインデックス依頼
 ・サイトマップの送信
検索エンジン百度(Baidu)で SEO検索順位を向上させるためにやるべき5つのこと
 ・メタタグの設置
 ・バックリンク
 ・サーチエンジン登録
 ・香港サーバー
 ・SEO対策
まとめ

目次

中国検索エンジン 百度(Baidu)とは

    中国では、政府の規制によりインターネットの使用・閲覧に制限があるということを
    耳にしたことがあることでしょう。

    百度とは中国最大のポータルサイトで、中国最大の検索エンジンのことを指します。
    日本人にはなじみが低いかもしれませんが、百度は現在、Googleについて
    世界第2位のシェアを占めています。(モバイルにおけるシェア。PCでのシェアは世界第5位)

    中国市場の進出を考えるなら、まずこの百度を押さえなければ、
    中国人ユーザーには認知していただけないと言っても過言ではありません。

    中国ではGoogle、Yahooの使用に制限が課されており、
    百度を使用せざるを得ないという事情もあります。

    2019年時点で、中国国内での百度のシェアは76.4%となっています。
    ちなみに2位は搜狗 (Sogou)で、11.4%を占めています。
    参考: 【中国検索エンジン】 トップシェア百度baiduをもとに比較

    第44回中国インターネット発展状況統計報告(CNNIC)によりますと、
    2020年3月現在、中国のネットユーザーは9億人を突破しています。
    その約76%が百度を使用しているとなりますと、ざっと見積もって6.1憶人のユーザーが
    百度を検索エンジンとして使用
    しているとなります。

    これだけ多くのユーザーが使用しているとなりますと、
    中国人への集客やプロモーションを考えるときに、
    百度は絶対におさえておかなければならない検索エンジンと言えます。

    なぜ百度等にインデックス登録する必要があるか

      仮に中国語サイトがGoogleにインデックスされていても、 中国は独自の検索エンジンを利用しているため、
      中国向けにインデックス登録しなければならないからです。

      百度にサイトの存在を知らせるため。インデックス登録されていないと、 中国国内で検索結果に反映されません
      より多くのユーザーにWebサイトを認知させるために、SEOの観点からもインデックス登録は必要です。

      ※Googleとは違い、中国の百度などの検索エンジンクロールを待っても、 なかなかインデックスされないことが現状です。
      6カ月以上要する場合があります。

      よくある悩み

        医療系、教育系等でなぜかインデックスされない
        ※百度リスティング広告は医療系など難しいですが、インデックスはされない理由が
        探しにくいです。ドメイン直下が中国語ページと指定している方もいます。

        日本語非対応のため、やり方がわからない

        貴社サイトはBaiduにクロールされていますか?無料のサイト診断を開催中!

        中国語サイトを持っていても、Baiduにはクロールされないケースがよくあります。場合によっては6か月以上経ってもインデックス登録されません。サイト構造ゆえに、そもそもクロールをキャンセルされてしまう中国語サイトもあります。Baiduにサイト登録されなければビジネスが始まりません。まずはその原因を究明しましょう。

        百度(Baidu)へのサイトの登録方法

          ICPは必要なのか ?
          中国国内でウェブサイトを公開する場合、
          ICP(Internet Content Provider)の登録が必要となります。

          中国工信部へ申請し、配信コンテンツの精査が行われ、許可されたサイトにのみ、
          このICPライセンスが配布されます。

          このICP登録番号をサイトに貼ることにより、登録が完成になります。
          また中国国内でECサイトなどの営利目的でサイトを開設・運用する場合は、
          ICP登録に加えて、商用ICPライセンス(運営許可証)の取得が必須となります。
          ICP登録番号とは、下記の赤丸の数字です。

          ICP登録とは?詳しい解説はこちら

            ただ現在ICP申請は中国に法人がなければ申請することはできません
            中国法人を持たない日本企業が中国で自社サイトを公開するには、
            下記の2つの方法で申請するしか現状方法はありません。
            ・現地企業をフロント企業として申請する
            ・中国現地企業と合併することで申請する(2020年現在、この方法も難しくなってきています。)
            ICP登録も中国法人登記もせずに中国向けにサイトを公開する方法

              百度(Baidu)へのサイトインデックス依頼
              次に百度へのインデックス(検索エンジンへの登録)を依頼する必要があります。
              こちらのURLより自社サイトのURLをご登録ください。

              登録方法は簡単です。
              1.下記図の赤丸に自社サイトのURLを打ち込みます。
              2.その後その下の提交をクリックしたら完了です。

                サイトマップの送信
                サイトマップを作成し、百度に送信します。
                百度のクロールを行う頻度は、Googleと比べて頻度が非常に低くなっています。
                そのため、サイト更新を行った際はこまめにサイトマップの再送信をするとよいでしょう。

                いつまで経っても
                百度にインデックス登録されない場合は
                早めにご連絡ください。

                Available at: Japanese / English / Chinese

                Phone

                050-6867-4630
                070-8503-7463

                E-mail

                hp@pallu.jp

                Baidu SEO

                百度(Baidu)で検索順位を向上させる5ステップ 

                Step 1

                メタタグの設置 

                百度もtitleタグやh1、h2タグにキーワードを盛り込むという方法を使用する点は、
                Googleと変わりません。ただ違う点はmetaタグ情報が、百度に表示される点。

                グーグルではSEO対策としてあまり意味がないと言われるmetaタグですが、 しっかり設置してください。 

                Step 2

                バックリンク 

                これもGoogleと異なる点です。
                ブラックハットとして知られている方法ですが、 Googleに対するSEOとしては活用されなくなりつつあります。

                このバックリンクですが、Googleより効果はあります。 ただ百度では、百度が運営する他のサイトからのバックリンクが特に重要視されています。 ですからそちらへの登録も大切なSEO対策の1つです。

                具体的には、百度百科(baiduが運営するオンライン百科事典)や、 百度文庫(baiduが運営するドキュメントシェアサービス)などです。

                ただこの百度百科などの登録も、現状中国国内でメディアに取り上げられるなど
                しないと、登録を受け付けなくなっております。 それで今から中国に進出を考えるような企業様ですと、登録は難しいのが現状です。

                Step 3

                サーチエンジンの登録

                中国法人のない中国国内でWebサイト公開をお考えの企業様は、日本から電話番号で登録する方法は現状ありません。
                サーチエンジン登録の代行サービスについて問い合わせる
                ※中国トップ5の検索エンジン(百度、神馬など)にインデックス登録代行:59,800~

                Step 4

                香港サーバー 

                中国法人がない会社でも、中国でWebサイトを公開する方法はあります。
                サーバーを香港に置くことによってです。
                中国ICPの登録がなくても、百度に登録して中国で自社サイトを公開することが
                可能になります。

                日本サーバーを活用しても、中国語Webサイトを百度に登録することは可能ですが、
                いずれ中国の規制に引っかかってブロックされるリスクがあります。

                中国の検索エンジンは、Webサイト表示速度をSEOで最も高い評価を付けるため、
                スピードなどの面を含め圧倒的に香港サーバーが優位です。 中国でWeb集客したいなら、サーバーを移管させる対策は絶対に必要です。

                Step 5

                百度SEO対策

                百度にインデックス登録したうえでの最終的な目標は、 より多くの方を集め、サイト内でアクションしていただくことでしょう。

                自社サイトが上位表示されないなら、せっかく公開したサイトはほとんどの人の目に止まりません。

                キーワード選択によるSEO対策は、百度ユーザーに自社サイトやサービスを知っていただくための 非常に効果的な方法です。

                検索方法や検索内容、検索キーワードなどは、日本人と中国人ではその方法が異なります。 中国ではスペースを空けずにサブキーワードを検索することが主流です。
                例:  「東京百度SEO」

                インデックス登録だけでなく、その後のプロモーション活動、特にSEO対策をしていかなければビジネスとして成立しません。

                Step 6

                Sixth Step

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                まとめ

                日本の電話番号を使って百度にインデックスさせることはできません
                中国法人を持っているならば、正規の方法でサイト登録手続きなどが可能です。

                また、百度へインデックス登録しただけで、中国でアクセスが増えると勘違いしてはいけません。
                中国語ホームページそのものが、中国国内で全く表示されていないということがあります。
                例えば、日本にサーバーを置いてしまっているケースや、SEO対策が全く施されていないケースが挙げられます。

                したがって、Webサイトを介して中国でビジネスをするには、インデックス登録だけでなくサーバー選びや、SEO対策についても検討する必要があります。

                香港サーバーを利用したり、SEO対策を施して集客アップを狙いましょう。


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                香港サーバー

                百度でインデックス登録をしても、サーバーが日本に置いてあると中国からサイトにアクセスできません。それを解決するのが香港サーバーです。

                百度SEO対策

                百度にインデックスされたら、サイトがトップページに表示されるようSEO対策をしましょう。これは日本のGoogleでのSEOと同じです。中国独自の検索エンジンで上位にサイトを表示させ、集客していきます。